この採用サイトの制作で何よりも実現したかったのは、求職者に近い立場で考えたサイトにすること。だから本サイトの制作にはインターンの学生を抜擢。
実際に会社を探すことになる学生の目線を借りながら、この会社をどう見せるべきかリクルート担当と何度も話し合い、デザインに落としていきました。

新しい技術より、新しい見せ方を提供するため、小さな工夫を散りばめました。

当然、フォトディレクションも学生にお任せ。インターンで一緒にいて感じた、常に自然体で飾らない当社の社員に足りなかった、「カッコつける」撮影案を採用。
企画過程では、製作費100万円近くの仮面を使用する案を学生がプレゼンして社長の許可も出ていましたが、汎用性を考えてCGに変更しています。
もちろんCGの作成も社員がサポートしながら学生がチャレンジ。この制作を通じて新しい技術をいくつも身につけました。

コーポレートサイトとは一味違う、会社の雰囲気を感じられる採用サイトをつくる。そのゴール設定や学生と一緒に企画から考えること、そこに会社が掲げるCreative×Strategyの考え方の一部が現れています。
どんな案件でも「良い」クリエイティブを探究していくために、新しいこと、面白いことにチャレンジしてくれる人を大事にする会社。
採用サイトの制作を通じて会社のそんな思いが伝わったのか、サイトの制作を担当してくれた学生の社員としての入職が決まりました。
想定と形は違えど学生の新卒採用が実現できて、目的のひとつが達成できた案件です。